第23回 宇宙の歴史を読み解く
第23回岐阜シンポジウム
開催は終了しました。多数のご参加ありがとうございました。
- 【日 時】 平成23年11月5日(土) 10時より(受付開始9時30分)
- 【場 所】 岐阜大学講堂
- 【主 催】 岐阜大学教育学部
- 【後 援】 (独) 宇宙航空研究開発機構(JAXA),日本最古の石博物館,
岐阜県,岐阜市,岐阜県教育委員会,岐阜市教育委員会 - E-Mail: gfsympo@gifu-u.ac.jp
講演
『宇宙の歴史と生命』
川上 紳一 教授(岐阜大学教育学部)
この広大な宇宙に地球外生命はいるのでしょうか。いるとしたらどこを探せばいいのでしょう。生命が生息している天体としては,地球以外にはまだ知られていません。宇宙の誕生から太陽系形成を経て,現在の地球環境がどのように成立したのかを探ります。太陽系のロゼッタストーンともいえるアエンデ隕石,地球凍結の証拠であるキャップカーポネート,酸素をもたらした光合成生物の化石ストロマトライトなどを紹介しながら謎解きに迫ります。
『「はやぶさ」による小惑星探査を可能にした宇宙技術とは』
宮坂 武志 准教授(岐阜大学工学部)
2010年6月,7年の宇宙の旅を終え,はやぶさが小惑星イトカワから帰還しました。小惑星へ探査機を送るために,新しいロケットエンジンであるプラズマロケットエンジンの一つ「イオンエンジン」の開発がありました。JAXAとのイオンエンジンの共同開発などプラズマロケットについて研究開発を行っている研究者が,これからの宇宙探査や利用に向けたプラズマロケットエンジン開発の重要性について語ります。
特別講演
『「はやぶさ」のカプセルにはいっていたもの』
藤村 彰夫 参与((独)宇宙航空研究開発機構 宇宙研究所)
「はやぶさ」が持ち帰ったカプセルには,何がはいっていたのか。未知の小惑星イトカワからどのように岩石を持ち帰るのか。このプロジェクトの立ち上げ段階から深く関わってきた研究者が,地球外物質を手にするまでの経緯,地球外物質の探査の意義,カプセルのなかの微粒子の回収や分析など,研究現場の緊張感,熱気や感動を伝えます。
- 入場無料,申込不要(ただし,団体での参加の場合はご連絡願います)
- はやぶさが持ち帰ったサンプル・コンテナのほか,アエンデ隕石,月や火星隕石,ベスタ起源隕石,ストロマトライトや氷河堆積物などを展示します。
- 来場者に抽選で,小惑星のかけらをプレゼント!
- 当日は岐大祭も開催中! 様々な屋台が出展予定ですので,ぜひお立ち寄りください。
【関連ファイルダウンロード】
- 第23回岐阜シンポジウムチラシ(PDF:712KB)
- 第23回岐阜シンポジウムパンフレット(PDF:1,241KB)
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