お知らせ

岐阜大学・FC岐阜 環境連携事業 岐阜う米(まい)プロジェクト『親子田植え体験・どろんこサッカー』を開催しました。

 5月28日(日),「岐阜大学と岐阜フットボールクラブとの環境保全における連携に関する覚書」に基づき,「親子田植え体験・どろんこサッカー」を岐阜大学応用生物科学部附属岐阜フィールド科学教育研究センター柳戸農場の水田で行いました。

 これは,お米ができる自然環境をより身近に感じ,環境保全について考えてもらうことを目的に,田植えから収穫・販売までを岐阜大学とFC岐阜が協力して行う「岐阜う米(まい)プロジェクト」の第一弾で,今回で3回目の開催となります。
 当日は,附属小学校児童とFC岐阜サッカースクール生の合計38名が参加しました。

 はじめに,大場伸也岐阜フィールド科学教育研究センター長より,稲の苗や堆肥についての講義がありました。大場センター長は,緑の苗と,アルビノの白い苗を子どもたちに見せながら違いを説明し,また牛糞や生き物の死骸なども米を育てるうえで大切な堆肥となることを話され,子供たちは時に驚きの声をあげながら,興味深げに話に聞き入っていました。
 その後,泥の感触に歓声を上げながら田んぼに入った子どもたちは,スタッフの掛け声に合わせて,一歩一歩前に進みながら丁寧にハツシモの苗を植えていきました。

 どろんこサッカーでは,4チームに分かれて試合を行いました。子どもたちは泥に足を取られ苦戦しながらも,転んでもお構いなしに,全身泥だらけになって夢中でボールを追いかけていました。

 イベント中には,カエルを見つけて田んぼをのぞきこんだり,玉ねぎ収穫体験をしたり,農場で収穫した野菜スープを楽しむ子どもたちの姿が見られ,体全体で自然に触れ合うことのできる機会となりました。

 今後,岐阜う米(まい)プロジェクトでは,今回植えた苗を10月にFC岐阜の選手と一緒に収穫し,今回参加した子どもたちと,FC岐阜の選手にオリジナルの「岐阜う米」として贈るとともに,農場で販売予定です。

大場教授の話に熱心に耳を傾ける子どもたち
丁寧に米の苗を植える参加者
田植えには子どもと保護者,総勢68名が参加
泥んこになってボールを追いかける子どもたち

2017.06.08

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