本学は平成２９年６月１日（木）に創立６８周年を迎えたことから，本学講堂において，創立記念日行事を開催しました。

　行事中「学長報告」では，森脇学長から，世界大学ランキング等のデータを元に，本学の立ち位置の確認があり，本学は地域密着型の中核拠点になり、さらに特徴的な分野で国際的拠点になることで社会の中で大きな役割を果たしていく決意が語られました。

　また，昨年度に引き続き，同窓会連合会会長表彰と，その受賞者による講演が行われました。
　今年度は，地元病院の救急部長として医療業務に当たるとともに，林業経営者として，第53回農林水産祭において天皇杯を授与された医学部卒業生の山川弘保氏及び，公益財団法人ヒューマンサイエンス振興財団の会長として，製薬業界に貢献されている応用生物科学部（当時農学部）卒業生の竹中登一氏が表彰されました。
　このほか，名誉教授称号授与（ １４名），職員表彰（ ６名），学生表彰（ ２０名），感謝状贈呈，愛唱歌合唱が行われました。

　同日に開催された第４９回岐阜大学フォーラム（記念講演）では，お茶の水女子大学長　室伏きみ子氏を迎え，「トランスボーダー社会における女子教育～世界で輝く女性の力～」をテーマにご講演いただきました。

　室伏氏は，お茶の水女子大学の歴史，女性研究者支援の特徴を紹介し，「女性にはボーダーを超えて世界に羽ばたく力がある」と述べられました。参加者は真剣な眼差しで講演に聴き入っていました。

　創立記念日行事（フォーラムを含む）には教職員，在学生，卒業生，教職員OB・OG，一般の方合計約２００名が参加し，本学のますますの発展を誓う良い機会となりました。

　本学は６月１日を創立記念日とし，毎年，創立記念日行事を開催しています。
　来年度も多くの皆さまのご参加をお待ちしております。

第68回　岐阜大学創立記念日行事