本学研究推進・社会連携機構産官学連携推進本部は，１１月４日（金）に「岐阜大学産学連携フェア2016」をJR岐阜駅前の本学サテライトキャンパスで開催し，１０７名の参加者がありました。
　当フェアでは，岐阜大学地域交流協力会と共同開催の｢秋の特別講演会｣，若手教員の研究成果及び学会賞等を受賞した研究成果を中心とした，関連技術の説明とパネル展示を行いました。
　当日は，王 岐阜大産官学連携推進本部長及び岡本 地域交流協力会会長からの挨拶があり，続いて｢秋の特別講演会｣第１部にて，文部科学省科学技術・学術政策研究所の犬塚 隆志 総括上席研究官より｢産官学連携の推進に向けて｣と題し，産学連携の現状について講演がありました。
　第２部の講演では，カレーハウスCoCo壱番屋創業者である宗次德二氏から｢経営とは"継栄"継続して栄えなければ意味がない｣と題して，自身の経験を基に，企業経営について熱く語っていただきました。また，若手研究者による研究成果説明では，３名の若手研究者が発表を行い，参加者からの質問もあり，熱心に耳を傾ける姿が見られました。

　多くの方に足を運んでいただき，本学の研究成果について知ってもらう良い機会となりました。今回は，本学の研究・技術シーズの発信を通じて，企業ニーズとのマッチングの機会を提供することで，地域産業界への貢献を高めることを目的に開催しましたが，今後もこのような活動を継続して実施する予定です。