お知らせ

岐阜大学・FC岐阜 環境連携事業 岐阜う米(まい)プロジェクト『親子田植え体験・どろんこサッカー』を開催しました

 本学は,5月29日(日),「岐阜大学と岐阜フットボールクラブとの環境保全における連携に関する覚書」に基づき,「親子田植え体験・どろんこサッカー」を、岐阜大学応用生物科学部附属岐阜フィールド科学教育研究センター柳戸農場の水田で行いました。

 本イベントは,米ができる自然環境をより身近に感じ,環境保全について考えてもらうことを目的に,田植えから収穫・販売までを岐阜大学とFC岐阜が協力して行う「岐阜うまいプロジェクト」の第一弾で,昨年度に引き続き今回で2回目の開催となります。
 当日は,小学3~5年生の本学教育学部附属小学校児童とFC岐阜サッカースクール生の合計28名が参加しました。

 イベントでははじめに,岐阜フィールド科学教育研究センター長の大場伸也教授より,「雑草の進化と農薬の開発について」の講義がありました。大場教授からは,米栽培の歴史に触れ,農薬の重要性とその使用が水田の環境に与える影響について分かりやすい説明があり、子供たちは古代米や米の苗,雑草を手に取りながら、興味深く聞き入っていました。 その後,保護者とともに田んぼに入った子供たちは,泥の感触に歓声を上げながら,スタッフの掛け声に合わせて,丁寧にハツシモの苗を植えていきました。

 どろんこサッカーでは,4チームに分かれて試合を行い,子供たちは転んでもお構いなしに,全身泥だらけになりながら夢中でボールを追いかけていました。

 イベント中には,田んぼで見つけたカエル,カミキリムシなどを手にする子供や,農場で収穫したじゃがいもをたき火で焼き,おいしそうにほおばる子供の姿が見られ,体全体で自然に触れ合うことのできる機会となりました。
 今後,岐阜うまいプロジェクトでは,今回植えた苗を10月にFC岐阜の選手と一緒に収穫し,岐阜大学の農場で販売する予定です。

大場教授の話に熱心に耳を傾ける参加者
丁寧に米の苗を植える親子
田植えには子どもと保護者,総勢53名が参加
(クリックすると拡大します)
泥んこになってボールを追いかける子どもたち

2016.06.08

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