お知らせ

岐阜大学キックオフ・シンポジウムを開催しました

  11月9日(月),平成27年度 文部科学省科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(連携型)」キックオフ・シンポジウム「女性研究者の活躍による岐阜創生をめざして〜地域循環型女性研究者育成・支援プログラム〜」を開催しました。

 シンポジウムは,岐阜大学・岐阜薬科大学・岐阜女子大学・アピ株式会社が連携しておこなう本事業の趣旨と取り組み内容を周知紹介するとともに,女性研究者の活躍する地方創生に向けて,それぞれの立場から有意義な方策を考えるとして行ったもので,学内関係者94名および学外者70名が参加しました。
 講演に先立ち森脇学長が挨拶し,続いて,国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)科学技術プログラム推進部プログラム主管の山村康子氏が「日本における女性研究者育成・支援の意義」と題して,基調講演を行いました。山村氏は,女性研究者育成・支援事業について,具体的な支援やその効果について全国大学の実例を交えて語り,会場の参加者も熱心に聞き入りました。
 「地域循環型女性研究者育成・支援プログラム紹介」では,チーフコーディネータの相原征代氏から,本事業についての説明の後,岐阜薬科大学教授・薬科学科長の永澤秀子氏,岐阜女子大学教授・学長補佐の藤田昌子氏,アピ株式会社キャリアアップ推進室長の荒木陽子氏から,本事業に向けての抱負が語られました。
 その後,パネルディスカッションでは,林正子副学長(男女共同参画推進室長)をモデレーターとし,岐阜新聞社編集局論説委員長 一川 哲志氏,岐阜県健康福祉部子ども・女性局局長 河野恭子氏,アピ株式会社代表取締役社長 野々垣孝彦氏,応用生物科学部助教 山根京子氏をパネリストとして,「女性研究者の活躍による地方創生に向けて」をテーマに各々の立場から討論が行われ,女性が県内にとどまって上位職に登用される意義や,子育てしながら研究を続ける上で必要な支援について意見交換しました。
 最後に,横山正樹理事(総務・財務担当)による閉会の挨拶でシンポジウムが締めくくられました。

講演をする山村氏
パネルディスカッションの様子
森脇学長

2015.11.19

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