南フロリダ大学 公衆衛生大学院 国際保健学 国際プログラム担当副研究科長のクワ教授が，４月６日（月），本学を訪れ「国際保健：21世紀の国際舞台で活躍する保健専門家を養成するための，国際化を視野に入れた教育」というテーマで特別講演を行いました。

　クワ教授は，国際保健分野における寄生虫疾患研究の専門家です。同大学院の国際プログラムでは，世界中のフィールドに学生を派遣し，また，世界中から留学生を受け入れて，国際保健人材を養成しています。

　特別講演では，南フロリダ大学の教育システムの紹介とともに，発展途上国で行った保健活動の実践例についてお話しいただきました。

　また，クワ副研究科長は森脇学長を表敬訪問し，懇談が行われました。
　懇談では，クワ副研究科長から，米国における教育・研究事情，同大学の特色や留学生の受け入れ状況，海外との研究交流状況等の詳しい説明があり，本学との交流実績が十分あることから，南フロリダ大学の国際保健学部における国際教育プログラムの受け入れ先になって欲しいとの申し出がありました。これを受けて，本学は南フロリダ大学と保健管理センターとの学術交流協定の締結等も視野に入れて，前向きに検討を進めることとなりました。