お知らせ

岐阜大学医学部・同附属病院移転10周年記念行事を開催しました

 岐阜大学医学部・同附属病院が,2004年6月に,岐阜市司町地区から現在の柳戸地区に移転してから,10年が経過したことを記念し,11月22日(土)に10周年行事(ホームカミングデイ,記念式典)を開催しました。

ホームカミングデイ

 10周年記念行事の一環として,同窓生等を迎え,教職員・在校生が一堂に集い,この10年の軌跡を振り返りながら,大学の今を知っていただき,親睦を深めることを目的として開催し,約70人の参加がありました。
 清島医学部長のウエルカムスピーチの後,OB代表の松永隆信元医学部長から,悲願であった移転が成功し,万感胸に迫る思いであったとのスピーチがありました。
 その後,移転後の歴代病院長(小倉真治病院長,岩間亨前病院長,森脇元病院長(現学長),北島康雄元病院長(ビデオレター))による医学部附属病院移転後10年の歩みと,病院運営の苦労話,今後の展望などが座談会方式で披露され,大学病院の活動を報告する良い機会となりました。
 ティーパーティ形式で行われた「OB・OGと語ろう」では,最初に村上地域医療医学センター長から,地域医療の取り組みや,医師養成における卒前・卒後の充実したカリキュラムの説明がありました。その後,今年卒業した地域枠第一期生から臨床研修先での近況報告があり,OBからのアドバイスや現役学生との意見交換が和やかな雰囲気で行われました。また,久保田芳則岐阜県健康福祉部次長からは彼らへの熱い期待が述べられました。
 青木守医学部同窓会長からは,同窓会として岐阜大学から世界に発信できるような研究を,一つでも多く援助していきたいと語られました。
 終了後の参加者からのアンケートには,「病院運営の苦労話から,医学部における広い視野での医療人育成の姿勢など感心することばかりであり,岐阜大学医学部卒であることに誇りを強く覚えた」等の感想が寄せられました。

松永元医学部長の挨拶
松永元医学部長の挨拶
移転後の歴代病院長の座談会
移転後の歴代病院長の座談会
OB・OGと語ろう
OB・OGと語ろう

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移転10周年記念式典

 ホームカミングデイに続いて行われた記念式典では,同日開催された岐阜大学関連病院長会議の出席者が合流し,約100名の出席者がありました。
 清島医学部長が,移転に尽力された方々に感謝し,無事に移転10周年を迎えることができたことの喜び,この式典が20年後,50年後の明るい未来に向けた飛躍台となることに期待したいとの式辞を述べました。
 森脇学長からは,医学部・同附属病院の歴史,岐阜大学の現在の状況及び岐阜大学の将来と医学部・同附属病院に期待するとの挨拶がありました。
 続いて,川出靖彦岐阜県医師会副会長,馬渕恒之岐阜市医師会長及び石原佳洋岐阜健康福祉部長から祝辞を賜りました。
 記念講演では,深山正久東京大学大学院医学系研究科病理学教授(日本病理学会理事長)が『医療の相互検証力が試されるとき』と題し,病理解剖の実例を挙げ,医療の相互検証力を高め,医療界の努力に対する国民の理解・信頼を得ることが重要であると講演され,参加者は熱心に聞き入りました。
 最後に,小倉真治病院長が,今後も特定機能病院として,患者さんと心が通じ合える医師の育成に邁進していきたいと力強く語り,閉式しました。

清島医学部長の式辞
清島医学部長の式辞
深山正久教授よる記念講演
深山正久教授よる記念講演
小倉真治病院長の謝辞
小倉真治病院長の謝辞

2014.12.12

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