留学生センターでは，平成２６年８月２１日（木）11時から，研究推進・社会連携機構インキュベーション施設において，日本語・日本文化研修コース等の修了式を開催しました。
　「日本語・日本文化研修コース」は，日本語・日本文化について深く学ぶことを目的とするコースで大使館推薦・大学推薦の国費外国人留学生や学術交流協定校からの交換留学生が学ぶ１年間のプログラムです。
　また，「日本社会文化プログラム」は，学術交流協定大学から本学に受入れる交換留学生のうち，留学生センターに在籍し日本語に加え日本の社会や文化に関する知識の習得を目的とする学生を対象としたプログラムです。
　修了式には，昨年１０月に本学に入学した日本語・日本文化研修コース留学生１０人，日本社会文化プログラム留学生１名の計１１名が出席しました。

　最初に鈴木理事（国際・広報担当）から，修了生に向け祝辞が述べられました。日本語や日本文化を十分学習したことへの賛辞が送られ，機会があればぜひ本学や日本の大学院に再留学してほしいとの言葉がありました。
　次に竹内豊英留学生センター長から，修了生一人一人に修了証書が手渡されました。
　続いて日本語・日本文化研修コース修了生を代表して，電子科技大学（中国）の楊心怡（ヨウ シンイ）さん，木浦大学（韓国）の高美景（コ ミギョン）さんから，留学中における思い出や日本語が上達したこと，日本人学生の友人ができたこと，論文作成に苦労したことや先生方への謝辞がありました。
　日本社会文化プログラム修了生の，ソウル科学技術大学(韓国)の李光淵（イ ガンヨン）さんからは，日本語や日本文化の指導に対する謝辞と人間として成長できたこと，楽しかったエピソード等についてのスピーチがありました。
　最後に，竹内留学生センター長から，修了のお祝いとはなむけの言葉がありました。式終了後は出席者全員で記念写真を撮りました。修了生達は，満面の笑顔と誇らしげな表情で修了証書を掲げ記念写真を撮っていました。国籍を超え岐阜大学で一年間共に学び，生活を共にした留学生たちは，和気あいあいとした雰囲気の中，歓喜の気持ちを共有していました。

　日研生等は，本修了式をもってすべてのプログラムが終了しました。留学生たちは８・９月中に帰国します。帰国後はそれぞれの所属大学に戻り勉学に励みます。
　本コース修了生の中には，本学大学院や他大学大学院に留学のため再来日する学生や国内で就職する学生が多数います。成長した彼らとまた再会できることを期待しています。