イベント

第46回 岐阜大学フォーラムのご案内

これまでの実施テーマ


 大学の基本は学問にあり,大学活動のすべては学問から派生するものでなければなりません。岐阜大学を活性化するため,優れた学問を発展させてきた一流の研究者による講演会を定期的に開催しています。

第46回 岐阜大学フォーラム「環境ユニバーシティフォーラム」

第46回岐阜大学フォーラムポスター

  • 日 時 : 平成27年11月4日(水) 13時30分~15時
  • 場 所 : 岐阜大学全学共通教育講義棟 102 番講義室
   どなたでも参加いただけます(事前申し込み不要・無料)

講 演

『アクア・トトの学芸員が語るホントの水族館』
  ~生物多様性と飼育員の苦労話~

     世界淡水魚園水族館アクア・トト ぎふ 学芸員

          池 谷 幸 樹 氏

日本人は水族館が大好きで,全国で60 施設以上もある水族館には年間約3千万人が訪れます。しかし,多くの人が水族館をレジャー施設として認識していることや,設備的な問題もあって,水族館の水槽は,自然とはかけ離れた"間違いだらけ"の状態になっています。
例えば自然の動植物は四季の変化の中で成長して繁殖しますが,屋内の展示水槽の水温や光条件(照明時間)には,ほとんど変化がありません。野生で食べている餌など到底用意できないので,人工飼料や魚の切り身などを与えています。極端な例では,地球の反対側に棲む南極海と北極海の魚が一緒に展示されていることもあります。
そんな間違いだらけの水族館ですが,少しでも動植物の自然な姿を正しく見せられるように「間違いの少ない」水族館を目指して日々奮闘しています。そんなスタッフの姿や,メコン川・アマゾン川での捕獲調査の様子を紹介しながら,私たちが展示の裏側で日々実感させられる生物多様性の重要性についてお話しします。


トークイベント

『対談 水族館×大学:  水族館を通じて環境を考えよう!』
   池 谷 幸 樹   ×   向 井 貴 彦
  (アクア・トトぎふ学芸員)    (岐阜大学地域科学部准教授)


問合せ先:

岐阜大学環境対策室 058-293-2117

2015.08.27

アイコンの詳細説明

  • 内部リンク
  • 独自サイト
  • 外部リンク
  • ファイルリンク